Quantcast
Channel: 日本の進路を考える
Viewing all articles
Browse latest Browse all 68

NTTフィル第37回定期演奏会。第九。

$
0
0

川崎ミューザで祝日の午後、ゴルフのエントリーをやめて聴きに行った。妹他、故人の女声合唱仲間が最初に第九をやった1999年の縁で多数参加していることを知った。そういえば、NTT合唱団は少人数ながら、故人を送る会でも第九を歌ってくれた。元居た会社の若者の名前も散見され、仲人をしたN君も居たので、ああ、これかと先日の飲み会で第九をやると言っていたのとつながった。自分は学生時代に北九州交響楽団の第九で歌い、ローカルTVではアップで写ったこともある。50年近く経った今もテナーパートはほゞ暗譜しているので、参加すればよかったとちょっと後悔(笑)

曲目はブラームスの大学祝典序曲と第九。どちらも聴かせてくれた。アマチュアの大編成オケに150名近くの大合唱団の第九は迫力も満点であった。ソリストはプロ4名、カギを握るバリトンソロは出だしから素晴らしくてしびれた。全席自由でたまたま座れた位置がバリトンの真正面二階席、まるで自分に向かって歌ってくれている感覚であった。他のソリストはまあ、それなりにと(笑) 合唱の音量も素晴らしく、女声系の子音不足を直したらドイツでも十分通じるなと、元居た会社グループのレベルの高さに誇りを感じた。

1999年の第九は分割民営化を迎える記念の意味もあったような気がする。家内とその仲間が女声を厚くして助かりましたと送る会ではお礼の言葉を頂いたが、自分はその演奏会には外国出張で聴きに行けず後で、当時の宮津社長が感激して涙したという記事を新聞で読んだ。懐かしい。あれからプログラムの曲目解説はその時のモノをそのまま再掲したとあるが、その素晴らしい内容には確かにこれで極まる第九解説と言える名文である。この文章は以下に載せてあるとのこと。

http://kuruitans.jp/

又は狂箪笥で検索とある。

終って一緒に聴きに行った姉夫婦と歌った妹の御主人も一緒に、横浜のデパート上のイタ飯屋で早目の夕食を楽しんだ。そこからの横浜港の景色がまた素晴らしかった。

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 68